かすみがうら市防災センターにて、にいはり広域ケアマネジャー会員及びサービス提供事業所(訪問看護ステーション・通所介護事業所・通所リハビリ事業所・福祉用具貸与事業所など)の方々計21名にご参加いただきました。
内容としては4グループに分けて「日頃感じていること」「現状の課題」「課題を解決するために」などをテーマに意見交換会を実施しました。その中で、「なかなか介護サービスの利用につながらない人には杖1本のレンタルからでも利用につなげる」「情報共有のためチームを作る。状態が変わり後から加わってくる職種ともチームになるように普段から顔の見える関係づくりが必要」「家族関係が良くわからないケースの場合、過剰に踏み込まないように。家族の細かい情報提供のツールや場があるとよい。」「ケアマネ・事業所・信頼関係の構築が必要。利用者と家族の関係性を見極める(どちらに支援しているのか混乱を防ぐ)」「多職種連携するうえで、情報共有ツールの統一を。」「精神疾患介護者や老々介護者など多種多様な問題ケースが増えている。」「資源が少ないので、市の独自サービスや有償ボランティアなど開発が求められる。」などの意見がありました。
地域特性に応じたサービスの提供や支援者チームが一丸となって目的や方向性のブレない支援を奮起させて頂く研修となりました。
うまいもん処(神立店)の大広間をお借りし、事例検討会および交流会を開催しました。
事例発表として居宅介護支援事業所まるふく介護保険サービスの加藤氏より、また事例検討として看護協会土浦訪問看護ステーションの川並氏より発表いただきました。ケアマネジャーが自治体に働きかけをしてサービス継続が可能となった話を伺ったり、精神的な支援が必要な利用者様への対応方法について皆で検討をしていくことができました。
事例検討会の後は食事をしながらケアマネジャーの交流を行いました。
ケアマネジャーは利用者様や家族に対して支援を行っていくにあたって、サービス事業所・市町村・医療機関・地域などと協議をしながら調整をしていかなければなりません。その過程では対応方法に悩んだり解決策がなかなかみつからないこともあるかと思います。ケアマネジャーとしての横のつながりをつくることによって、体験談をきいたり知識を得ていき、業務に活かすことができればと思いました。
今回は16名(内非会員1名)の参加でした。
「地域包括ケアから共生社会にむけて〜今年度第1回の研修として、特定非営利活動法人 あすかユーネット中村恵美子様に「地域包括ケアから共生社会にむけて〜介護支援専門員と相談支援専門員(障がい福祉サービス)との連携〜」をご講義頂きました。
障がい福祉サービスにおける計画相談支援の制度から、実践報告(介護保険と併用して障がい福祉サービスを活用する方法)、介護支援専門員と相談支援専門員の連携について詳しくお話を伺いました。今後の共生社会に向けて、介護保険法と障がい者総合支援法と制度の枠越えや介護支援専門員と相談支援専門員の連携により関係性(共生)が生まれると、人口減少により介護人材不足であるからこそ、多職種による連携支援に必要なノウハウを教えていただく機会となりました。
かすみがうら市防災センターにて令和元年度の総会が開催されました。
出席者46名、委任状9名にて開会成立しております。
来賓のかすみがうら市介護長寿の斎藤正通課長のご祝辞を賜りました。
平成30年度にいはり広域ケアマネージャー連絡会、篠崎会長からご挨拶と各部長より事業報告・監査報告がありました。次に令和元年度、役員改選や事業計画の提案があり、全員一致で確認しております。主な事業計画は以下の通りです。
研修部会
研修企画、立案、準備などを行います。総会後に今年度第1回の研修として特定非営利活動法人 あすかユーネット中村恵美子様に「地域包括ケアから共生社会にむけて」をご講義頂きます。他、今年度は7月・1月に研修会、10月には、視察研修を行う予定です。会員の皆様からもこんな研修を行ってほしいという希望がありましたらご相談ください。
広報部会
ホームページの管理を中心に、研修会の案内発信や情報提供などを行います。今年度4月1日より、新ホームページを開設。また、年末年始・大型連休のサービス事業所休業日一覧は本年度も作成していきたいと思っています。その他、前年度も行いましたが、市町村など保険者に制度などに関して質疑取材も随時行っていき、市町村のホームページもリンクできるようにしていきます。
総務部会
令和元年度の総会資料、役員会の作成、会員名簿の作成および配布、総会当日準備・受付を行います。役員会は5回開催予定としていますが、そのほか必要に応じて随時開催していきます。
【令和6年度事務局】
茨城県かすみがうら市
下稲吉2632-24
TEL 0299−59−0029
FAX 0299−59−0031